更新日:2023年5月19日
今年のスギ花粉症はいかがでしたか
今年ひどかった方、今年初めて花粉症になった方はそろそろ検査の時期となりました。アレルギー検査(血液検査)を行い、来年度に向けた対策指導をお受けください。スギ舌下免疫療法は非常に有効な治療方法です。是非ご検討ください!
更新日:2023/03/31
今年の症状は如何でしょうか。
4月に入りスギ花粉の飛散は徐々にピークアウトしていきます。その代わりにGWまでヒノキ花粉が飛散いたします。4月いっぱいはしっかり治療を継続していきましょう。
今年は10年に一度の大量飛散でした。今年デビューの方も、例年お困りの方も、対症療法で症状は改善していましたか?
最近TVでも取り上げられている舌下免疫療法はご存じですか?
舌下免疫療法は、原因となるアレルギー物質(スギかダニ)を毎日ごく少量体に負荷する事で、その物質に対してアレルギー反応を起こさないように、免疫を慣れさせていく、アレルギーの体質そのものを改善していく治療です。少しずつ体を慣れさせるために治療期間は長く4.5年を要します。しかし、今年この治療を行っていた患者様はその効果を強く実感されていたことと思います。治療期間中でも十分に効果が発揮され、花粉のひどい時期でも、舌下治療のみで多くの患者様が快適に過ごされていました。
先々の事を考舌下免疫療法の開始を是非ご検討ください!
治療開始には採血検査が必要です。
舌下免疫療法をご検討される方、今年花粉症デビューとなってしまった方は4月中頃~GW前後に採血検査をご検討ください。
更新日:2023/03/08
スギ花粉の飛散がピークを迎えています。
暖かい日が続き、毎日多くの花粉が飛散しています。3月末までこの状態が継続します。
今年は予想通り飛散量が多く、多くの患者様が非常に辛い状態で来院されます。
例年通りの治療をしていても、夜間睡眠が出来ない、集中力が続かない、体がだるい、頭痛がする等日常生活に支障が来ている方が多くいらっしゃいます。また、1.2歳の小さなお子様でも、急に眼を搔き始めた、鼻水が止まらないし咳も出てきたという患者様もいらっしゃいます。小さなお子様は風邪との鑑別が難しく、しっかり経過を確認し、治療を行う事で花粉症の治療を行っております。私たちは現在のお子様のご様子に合わせていくつかのお薬を組み合わせていかに日常生活を楽に過ごせるかをご相談してまいります。
対症療法の他に花粉症では舌下免疫療法(舌下内服治療、保険適応)と生物学的製剤治療(注射、保険適応)が最新の花粉治療として注目を浴びています。舌下は長い期間をかけてゆっくりとスギに対する過敏反応に対して寛容に免疫を改善させる治療、注射は今まさに過敏なアレルギーを短期的に花粉飛散期にのみ改善せる治療です。
現在舌下免疫を行っている患者さんは成人小児ともに今年の大量飛散時期でさえ、ほぼ、無症状で快適にお過ごしです。
当院では舌下免疫の患者さんが多く、お子様とともに保護者の方もご一緒に治療されております。舌下治療は5月~6月の開始となります。
また、従来の治療では今年とにかくひどい、という方には注射製剤での治療(12歳以上)も検討可能です。
ご来院時に是非ご相談ください。
更新日:2023/02/27
スギ花粉の飛散が本格化します。今年は10年に一度の飛散量の予定です。今年ついに花粉症デビューの可能性もあります。発症年齢は年々低年齢化しており、2歳発症の方もいらっしゃいます。長引く鼻水はアレルギー専門医の目で、風邪との区別が必要です。症状が継続する際は早めにご受診下さい。
更新日:2023年1月27日
いよいよスギ花粉症の飛散が開始します。今年は10年に一度の大量飛散の予測です。抗アレルギー薬の治療はもちろん、症状に合わせた治療を行います。症状が悪化の際はご本人様も受診下さい。
自宅でのホームケアも大切です→こちら
更新日:2023年1月17日
2023年のスギ花粉の飛散は昨年より多く、例年の平均よりも多く飛散すると言われています。なんと10年に一度の大量飛散が予測されています。これまでスギ花粉症を発症していない方も今年から花粉症デビューの可能性もあります。例年花粉症治療をされている患者様は、花粉飛散前から抗アレルギー薬を内服し、ピーク時の症状緩和につなげる初期治療をお勧めします。東京横浜の飛散開始は2月10日前後と予測されていますが、1月半ばから少しづつ飛散しています。症状が悪化する前に抗アレルギー薬の治療を始めましょう。また、1月終わりからは花粉に接触しない工夫も必要です。洗濯物は中干にしてください。スギ舌下免疫療法を行っている患者様も今年のピーク時には症状の悪化の可能性があります。まずは舌下を忘れずに継続し、生憎症状が出始めたら、抗アレルギー薬を追加してください。予備薬として処方致しますので次回受診時にお声がけ下さい。