- お知らせ
- 今日のひとこと
- 2023.04.30
- 花粉症いかがでしたか?舌下免疫療法のご案内
- 2023.04.30
- 予防接種情報
- 2023.04.30
- 心理外来のご案内
- 2023.04.30
- 代診のお知らせ(2023年5月)
- 2023.03.31
- *コロナ禍が過ぎ、マスクの無い生活になってきました。昨年に比べて、3月は溶連菌感染症、水痘の方がいらっしゃいました。コロナの流行の下火とともに、従来お子さんで流行する感染症が少しずつ増えてきている印象です。ちょっとした体調の変化は様子を見すぎず早めの受診、早めの治療、改善しつなげて下さい。
- 2023.05.29
- 子宮頸がんワクチンについて
子宮頸がんは子宮の入口(頸部)にできる癌で、日本では毎年1万人が子宮頸がんにかかり、約3千人が亡くなります。近年は若い世代で多くなっており発症のピークは30代です。また20代、30代の女性で子宮頸がんのために妊娠できなくなる女性が毎年1200人います。
妊娠・出産・子育ての時期に罹患してしまう子宮頸がんの殆どはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と言われており、特に2つのタイプ(HPV16型と18型)によるものが子宮頸がん全体の50~70%を占めており、そのHPV感染を予防するワクチンが子宮頸がんワクチンなのです。子宮頸がんワクチンでのHPV感染予防と、20歳以降の定期的な子宮がん検診受診とで子宮頸がんはかなり高い確率で予防できます。
子宮頸がんワクチンは2013年に定期接種となりましたが、その後副作用の可能性がマスコミで大々的に報道され『積極的勧奨の中止』となっていました。しかし様々な点から厚生省は各種の症状と子宮頸がんワクチンとの関連性はない、との判断となり、ワクチンの接種が再開されています。世界を見渡せば先進国を中心に子宮頸がんワクチンを導入した国(オーストラリアやアメリカ、イギリス等)では、すでに子宮頸部の前がん病変の減少が認められています。子宮頸がんワクチンはHPVの感染のきっかけとなる性交渉を経験する前の10歳代前半に接種をすることが推奨されており、定期接種は小学6年生~高校1年生の間に接種するスケジュールです。2023年4月からは9価のワクチンも公費対象となり、子宮頚部前がん病変を含め原因となるHPVの90%以上の免疫をカバーする事が出来るようになりました。子宮頸がんワクチンがこれまでのワクチンと異なる点は、以下2点だと思います。
①筋肉内注射であること
子宮頸がんワクチンは皮下注射ではなく筋肉内注射である点です。痛みはこれまでのものより大きいかもしれませんし、肩に接種するので袖を肩が見えるまでまくってもらわないといけません。ただ筋肉内注射は欧米では他ワクチンもほぼ全て筋肉内注射であり正しく行えば全く心配のない接種方法です。
②思春期の女児が対象
思春期は、だれしも人間関係や学業など色々な意味で悩みがある年代です。接種時の痛みをきっかけに普段の悩みが身体的な症状として現れる可能性はゼロではありません。万が一ワクチンの後に、ワクチンとは一般的に結びつかない何らかの症状を訴えた場合も、ワクチンはきっかけであり、原因ではないと考えられます以上2点が今まで受けてきたワクチンと差異があり気になる点もあるかもしれませんが、現時点でがんが予防できるワクチンは子宮頸がんワクチンとB型肝炎ワクチンの2つだけです。妊娠した喜びの中、妊婦健診の際に子宮頸がんが見つかり、赤ちゃんごと子宮摘出する痛ましい症例も産婦人科の先生は体験されているとのことです。中学生や高校生のあなたならあなた自身や未来のあなたの赤ちゃんのために、保護者の方ならあなたの大切なお嬢さんと未来のお孫さんを守るために、子宮頸がんワクチンの接種をお願い致します。
移転先の工事が進行中です
現在新棟の工事が進んでおります。7月頭には完成予定です。内装の準備も進めています。8月末に移転、9月より新しい建物での診察開始予定です。工事中につき近隣の皆様、通院される患者様にはご迷惑をおかけし申し訳ありません。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

注射の痛みを軽減する
エムラパッチについて
当院では採血や予防接種の際の痛みを緩和する方法として、局所麻酔薬のテープを導入いたしました。
痛みに不安があるお子さまも安心して受けられます。
新型コロナウイルス対策
について
- 当院は発熱外来及びコロナウィルス検査体制登録医療機関です。
- 小児、乳児の新型コロナワクチンに対応しています。
- コロナに罹患した際の注意点(神奈川県からの保護者向け情報 『お子さんが コロナに感染・濃厚接触者に なった時の対応ポイント』をご参考下さい)
- 現在、37.5度以上の熱が24時間以内にある方やコロナ検査を希望される方の発熱外来を時間予約制にてご予約を承っております。発熱がなくコロナ検査のご希望のない方は従来通りの診察予約をお取りください。一般診察・発熱外来とも、事前の簡易WEB問診にご協力ください。
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 一般診療 9:00-12:00 |
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午前 予防接種 平日 8:50-9:00 土曜 9:00-12:00 |
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午後 乳児健診 14:00-14:45 |
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午後 予防接種 14:00-17:00 |
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午後 一般診察① 15:00-17:00 |
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午後 一般診察② 17:00-18:00 |
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…予防接種
- 予防接種専用枠:
(月)(水)(金) 14:00~14:45
(火) 14:00~16:20
(木) 15:40~16:20
※1…第1週目 藤原先生/第2~第5週目 小川先生
※2…第1週目のみ小川
…心理外来:土曜日のみ(事前予約制)
*…乳児健診 木曜日のみ14:00-15:30
発熱外来…37.5℃以上の発熱がある場合は発熱外来をご予約ください。詳しい情報、診療時間はこちら
ごあいさつ

当院は前院長の足立武先生が地域のお子様達の健康維持管理に努め、大きな病院に負けない専門性を持った医療を地域のお子様達に提供したい、というお考えのもとに開院されました。足立先生のご尽力のもと、多くの患者様に信頼され、多くのスタッフにも恵まれ、開院から約半世紀50年保土ヶ谷の地で診療を行っております。2020年に院長交代を行いましたが、開院当初からのモットーに変わりは有りません。医師として足立先生の背中を見ながら共に患者様と向きあってまいりました。親子3世代わたって拝見し、お子様の成長を見守る事ができる事に喜びを感じております。地域の小児科医として、お子様の健康を守るとともに、日々変化する生活環境の中で頑張って子育てをされているお父様お母様のお力になれるようスタッフ一同努力しております。
私自身母親として様々な経験をし、周りの方々に助けられて子育てをしてまいりました。子育てと仕事の両立に毎日奮闘されているお母さまお父様のお力のお力になりながら、お子様が健やかに成長されるお手伝いが出来たら幸いです。

「10年ひと昔」と言われますが、あだち小児科が開設されたのはもっともっと昔の事です(昭和48年)。時の流れの中で、沢山のお子さまの診療に携わりながら貴重な経験を積み重ねさせて頂きました。
感染症(例外はありますが、、、)が減った代わりに、皮膚の病気・鼻炎・喘息を始めとする呼吸器の病気等アレルギ-関連の症状を訴えるお子さまを診る機会が増えています。当院ではこれら病気の治療を得意とする黒岩Dr.を始め全スタッフが、今までに積み重ねてきた貴重な経験と最新の英知を組み合わせて診療に当たっています。
生後2ヶ月から始まる予防接種の出会いから、年齢を重ねた子供達の心配事の解消迄、ひとり一人をトータルにケアー出来る診療所を目指しています。
お子さまの発育の過程をあだち小児科のカルテに書き残してください。きっと役に立つ時が来ます。