更新日:2023/02/27
スギ花粉の飛散が本格化します。今年は10年に一度の飛散量の予定です。今年ついに花粉症デビューの可能性もあります。発症年齢は年々低年齢化しており、2歳発症の方もいらっしゃいます。長引く鼻水はアレルギー専門医の目で、風邪との区別が必要です。症状が継続する際は早めにご受診下さい。
更新日:2023/01/27
いよいよスギ花粉症の飛散が開始します。今年は10年に一度の大量飛散の予測です。抗アレルギー薬の治療はもちろん、症状に合わせた治療を行います。症状が悪化の際はご本人様も受診下さい。
自宅でのホームケアも大切です
2023年のスギ花粉の飛散は昨年より多く、例年の平均よりも多く飛散すると言われています。なんと10年に一度の大量飛散が予測されています。これまでスギ花粉症を発症していない方も今年から花粉症デビューの可能性もあります。
例年花粉症治療をされている患者様は、花粉飛散前から抗アレルギー薬を内服し、ピーク時の症状緩和につなげる初期治療をお勧めします。東京横浜の飛散開始は2月10日前後と予測されていますが、1月半ばから少しづつ飛散しています。症状が悪化する前に抗アレルギー薬の治療を始めましょう。また、1月終わりからは花粉に接触しない工夫も必要です。洗濯物は中干にしてください。
スギ舌下免疫療法を行っている患者様も今年のピーク時には症状の悪化の可能性があります。まずは舌下を忘れずに継続し、生憎症状が出始めたら、抗アレルギー薬を追加してください。予備薬として処方致しますので次回受診時にお声がけ下さい。